
- 元幼稚園教諭
- 元小・中・高生の家庭教師
- 小中学生二児の母
- 子どものころから本が大好き
- 子どもが「本」と仲良くなれる方法を発信中
- 「楽しく学ぶ」をモットーに様々なツールを使って子どもと学習中
小学生になって始まる朝の読書タイム。
授業が始まる前の10、15分間にぴったりの本をご紹介します。
1年生の子が親しみやすく読みやすい本ばかりを集めました。
ランドセル入る大きさで、あまり重すぎないものを選んでいます。

実際に我が子たちが読んできたものを中心に実例を交えて紹介します♪
- うどん対ラーメン 田中六大 講談社
- おむすびさんちのたうえのひ かがくいひろし PHP
- ぼくはアフリカにすむキリンといいます 岩佐めぐみ 偕成社
- ノラネコぐんだんと海の果ての怪物 工藤ノリコ 白泉社
- ルルとララのおかしやさんシリーズ あんびるやすこ 岩崎書店
- まじょ子シリーズ 藤真知子 ポプラ社
- かいけつゾロリシリーズ 原ゆたか ポプラ社
- ほねほねザウルス ぐるーぷ・アンモナイツ 岩崎書店
- かいぞくポケットなぞのたから島 寺村輝夫 あかね書房
- わかったさんシリーズ 寺村輝夫/永井郁子 あかね書房
- エルマーのぼうけん ルース・スタイルズ・ガネット 福音館書店
- 番ねずみのヤカちゃん リチャード・ウィルバー 福音館書店
- 星のカービィシリーズ 高瀬美恵 角川つばさ文庫
- ゆるゆる図鑑シリーズ 学研
- 学習まんが日本の伝記SENGOKU 集英社
- 歴史漫画タイムワープシリーズ 朝日新聞出版
- 10歳までに読みたい世界名作シリーズ Gakken
- おわりに
うどん対ラーメン 田中六大 講談社
ある日、うどんの家にラーメンから手紙が届きます。
なんとそれは果たし状!
どちらが優れた食べ物なのか!?うどんとラーメンの仁義なき戦いが開幕します!
絵本ですが、小学生に大人気。小学校の読み聞かせでは、1年生のみならず、高学年まで爆笑の一冊です。
うどんとラーメンをよく知っているからこそ笑って楽しめるお話なので、小学生にぴったり。
イラストもかわいげと迫力が同居していて小学生に大ウケ!
短い朝の読書タイムにも、家庭で何度も楽しむのにもおすすめです。

これは実際に我が子が1年生の時に学校の読み聞かせで気に入って購入した本。
ツボにはまったようで学年が上がっても何度も何度も読んでいました。
おむすびさんちのたうえのひ かがくいひろし PHP
お父さんおむすびと子どもおむすび2個の住む村に今年も田植えの日がやって来ました。
田植えには、近くの村からお手伝いがたくさんやって来ます。
やってきたのは、おむすび村のしゃけさんやたらこさん、のりまき村のほそまきさんやふとまきさんなど。
午後からはもっと強力な助っ人もやって来ます。
今年の田植えも無事に終わるのでしょうか?
とにかく、かわいくて面白い!
子どもたちにもなじみのあるおむすびの仲間たちの奮闘ぶりがリズムよく、ひょうきんに描かれていて、何度読んでも飽きません。
今はほとんど触れることのなくなった田植えの文化にも触れられる楽しくてほっこりするお話です。

これも絵本ですが、小学生にぴったり。我が子も小学生になってからはまりました。
誰もが想像して納得してしまう、キャラクターたちの立ち居振る舞いがとっても面白いですよ!
ぼくはアフリカにすむキリンといいます 岩佐めぐみ 偕成社
アフリカにすむキリンくんが退屈な毎日にしびれを切らし、どこかにいる誰かさんにお手紙を書きます。配達するのはやっぱり退屈なペリカン。
キリンくんからのお願いは「地平線のむこうでさいしょにあった動物に渡してね」。
そのお手紙を受け取ったのは…?
どうなるのかな?とワクワクして待つのは読者もキリンくんもおんなじ。
想像を超えたワクワクの展開と結末に笑いが止まりません。
かわいくて、あったかくて、笑える、最高に面白いシリーズの第1作目です。

我が家の人気No.1の児童書。
2025年現在6巻刊行されており、一冊読むとすぐに次も読みたくなります。
もう中学生になった我が子も、新刊の刊行を楽しみにしているシリーズです。

ノラネコぐんだんと海の果ての怪物 工藤ノリコ 白泉社
お腹がすいたノラネコぐんだん。海で釣りをしてお腹を満たしていましたが、だんだんと採ったおさかなを無駄にするようになります。そんなある日、ノラネコぐんだんは海の底の王国に呼び出され裁判を受けることに。裁判の結果、ノラネコぐんだんは?
そしてノラネコぐんだんに待ち受けている運命とは?
大人気絵本ノラネコぐんだんの児童書版。
絵本のノラネコぐんだんが好きな子には特におすすめです。
ちょっとドジで愛すべきノラネコぐんだんはそのままに、ちょっと勇敢でかっこよくドキドキハラハラするストーリーになっています。
2,3ページに一度は大きな挿絵も出てくるので1年生の子にぴったりですよ。

絵本でおなじみのノラネコぐんだんが活躍するので、「字だけの本」への抵抗が少なく自然に読める一冊です。我が子も、1年生の時に初めて読みました。
ルルとララのおかしやさんシリーズ あんびるやすこ 岩崎書店
森のおかしやさんの店長さんは小学生の女の子ルルとララ。
ルルとララのもとには色々な動物からお菓子の注文が入ります。
動物たちが支払うのはお金の代わりに木の実やはちみつ、さとう漬けにしたお花など。
今日はどんなお客さんがやってくるかな?
お客さんにぴったりのお菓子を色々なアイデアで生み出していくのが見ていて楽しい。
お客さんの悩みを解決しながら進んでいくストーリーも楽しめます。
実際にルルとララが作ったお菓子のレシピが載っているので自分でも作ってみることが出来ますよ。


中学生の我が子もこの本のレシピは未だに見ています♪
簡単に作れてかわいいものがたくさん紹介されていますよ。
お菓子作りやお料理に興味のあるお子さんにいかがですか?
まじょ子シリーズ 藤真知子 ポプラ社
魔女のまじょ子ちゃんが普通の女の子と一緒に魔法の世界で奮闘する物語。
ある日突然自分の前に魔女の女の子が現れて、魔法の世界とつながることになったら!
こんなことがあったらいいなと思わせてくれる楽しくてワクワクするお話。
時々あるオールカラーのイラストがとてもかわいい。
魔法世界への憧れを形にしたかのようなイラストに心が躍ります。
ヘアピンがおしゃれな剣になったり、波がそのままレースになったり。
『夜空、夕焼け、オーロラ色の布』という表現からも想像がぐんぐん広がります。


私自身も我が子も夢中になったお話。
魔法界のワクワクするような出来事に夢中になりますよ!
想像の世界を楽しみたい子には特におすすめです。
かいけつゾロリシリーズ 原ゆたか ポプラ社
キツネのゾロリと、ふたごのイノシシ、イシシ・ノシシがくりひろげる大冒険の物語。
悪いことを企んでもいつも上手くいかない。いたずらを仕掛けたはずが人助けになってしまう。
思い通りにいかなくても、「さぁ、次に行こう!」と前を見て旅を続けていくゾロリの姿に元気をもらえる物語です。
おなじみかいけつゾロリ。
小学校低学年には断トツの一番人気の児童書です。
悪いことを企んだり、ちょっとズルをしたり、そんなゾロリたちの姿にほっとする子も多いのではないでしょうか。
物語の中に隠し絵があったり、ゾロリの旅を迷路になぞらえて、読者も一緒に長い旅を体感できるような仕組みがあったり。
ゾロリたちと旅を続けるといつの間にか一冊の本を読み終えてしまいますよ。


我が子は幼稚園から読み始め、小学校高学年になっても気に入って読んでいます。
70巻以上ありますが、どの巻から読んでも楽しめるように作られています。
我が子のお気に入りは「大どろぼう」「チョコレートじょう」「きょうふのカーレース」「きょうふの大ジャンプ」「きょうふのちょうとっきゅう」…挙げたらキリがありません。
ほねほねザウルス ぐるーぷ・アンモナイツ 岩崎書店
大人気の玩具菓子だったほねほねザウルスを元にした児童書。
3匹のほねほねザウルスの子どもが謎を解いたり敵と戦ったりしながら大冒険を繰り広げます。
恐竜がたくさん出てくるので、恐竜やドラゴン系が好きな子には特におすすめ。
敵のスペックの紹介ページや、迷路が盛り込まれていて最後まで飽きずに読めるようになっています。
かいけつゾロリと同じような構成ですが、ゾロリよりも字も絵も細かめです。

学校図書館でも人気のシリーズ。
我が子も学校で借りてきて読んでいます。
その中で特に気に入った巻を購入しています。
かいぞくポケットなぞのたから島 寺村輝夫 あかね書房
不思議な白ねこアイコのじゅもんで、海賊のおかしらになったポケットは、ジャン、ケン、ポンの子分たちを従えて、宝探しの航海へ出かけます。
クジラにひっぱってもらい到着したのは、ポケットが適当に絵に描いた、たから島だった!?
ところどころに「じゅもんを〇回唱えて」などの指令が読者に与えられます。
自分も物語に入りこんだかのように錯覚する作りで楽しく読むことが出来ます。
イラストも多く、船の断面図や島の地図など見ているだけでワクワクしますよ。

私自身が1年生の頃にワクワクしながら読んでいた児童書。
同じく我が子も1年生の時に図書館で借りて読み、気に入ったので購入しています。
全部で5章あり、1、2章が1回の朝読書で読み切れるくらいの長さです。
わかったさんシリーズ 寺村輝夫/永井郁子 あかね書房
わかったさんは、「わかった、わかった」が口癖のクリーニング屋さん。
わかったさんが配達の途中でまきこまれる不思議な世界のお話。
お話のなかにお菓子作りのカギがあり、巻末では、実際の作り方をわかりやすく解説しています。
お仕事中のわかったさんがいつもふとしたことから不思議の世界に入り込み、お菓子を作ることになるのが面白い♪
早合点するわかったさんのがんばりを応援しながら、お菓子作りっておもしろそう!と思えるシリーズです。
お料理とファンタジーが融合したような夢のような物語ですね。

お菓子シリーズはこの早合点の「わかったさん」。
お料理シリーズには心配性の「こまったさん」。
エルマーのぼうけん ルース・スタイルズ・ガネット 福音館書店
年取ったのらねこからどうぶつ島に囚われているりゅうの子どもの話を聞いたエルマーは、りゅうの子どもを助ける冒険の旅に出発します。
出発前に用意したのは、輪ゴムやチューインガム、歯ブラシや桃色の棒つきキャンディー2ダースなどなど。リュックにつめていざ出発!
どうぶつ島ではライオン、トラ、サイなど恐ろしい動物たちが待ちうけていました。
エルマーは無事りゅうの子どもを助け出すことができるのでしょうか?
自分と同じ子どものエルマーがたくましく冒険しているところにワクワクとドキドキを感じます。
エルマーが自分の持ち物を駆使して困難を潜り抜けていくのが面白く、夢中になります。
りゅうも、エルマーも無事なのか!?とどんどん先を読みたくなる物語。
『エルマーとりゅう』『エルマーと16ぴきのりゅう』とお話が続きます。
一冊読むと次が読みたくなるシリーズです。

エルマーは自分自身も、我が子たちも楽しんだ物語。
お話は一冊で完結しますが、2,3巻と繋がっていくので1巻から楽しむのがおすすめ!
単行本よりも一回り小さいソフトカバーのポケット版は持ち運びにも最適です。
番ねずみのヤカちゃん リチャード・ウィルバー 福音館書店
人間の家の壁の中に暮らしているねずみの一家は人間に気が付かれないように静かに暮らしていました。
ところが、この一家にはひとつ大きな問題があって…。
ねずみの子の中に1匹だけ、とてつもなく大きな声の子がいたのです。
それが末っ子ねずみのヤカちゃん。
ある日、ついに人間がヤカちゃんの大声を聞いて壁の中のねずみの存在に気が付いてしまいます。
静かにしないといけないのに、どうしても大きな声が出てしまうヤカちゃんにハラハラドキドキ。
ぜひ、ヤカちゃん一家の運命をお子さんと見届けてくださいね。

お話自体は幼稚園児から楽しめます。
字体に工夫がしてあり、1年生でも読みやすいですが、少し長めなので一度の朝読書時間で読むのではなく、数回に分けて読むか、1時間の図書の時間などに読むのがおすすめです。
星のカービィシリーズ 高瀬美恵 角川つばさ文庫
くいしんぼうで元気いっぱいのカービィ、自分勝手でわがままな自称プププランドの王様デデデ大王など、おなじみのキャラクターがレースに出たり、調子の悪い仲間を助けようとしたり、旅に出たり…。
テレビゲームでおなじみの星のカービィが大活躍の物語シリーズ。
角川つばさ文庫から刊行されている児童書です。
かいけつゾロリなどと比べると本自体も小さく、文章量も多いため1年生だと自分で読むのに大変な子もいるかもしれません。
しかし、『星のカービィ』というゲームの世界観で作られている物語なので、『本は読まないけれど、カービィのゲームは大好き!』いう子にはおすすめ。
イラストもふんだんにあり、ゲームの登場人物たちが大冒険を繰り広げているため、世界観がつかみやすいです。
オリジナルのストーリーが多いですが、中にはゲームの内容をモチーフにした物語もあって、子どもの好みに合わせて選ぶことが出来ます。


元々星のカービィが好きだった我が子は1年生から読んでいました。
高学年になった今も変わらず楽しんでいます。
ほぼ全巻所持しているうえに、各巻10回以上読んでいます。
ランドセルに入れても場所を取らないのもいいですよ。
ゆるゆる図鑑シリーズ 学研
生物の生態や取り巻く環境をゆるっとした4コママンガで紹介しています。
マンガで視覚的に情報が入りやすいのも嬉しいポイント。
もちろん、監修はその分野の専門家ばかり。生物の基本データもしっかりと記載されています。
コラムページも充実しており、生物を取り巻く自然環境や人との関わりを知ることが出来ます。
現在15巻が刊行されており、テーマは以下の通りです。

- 深海生物
- 危険生物
- 恐竜
- 外来生物
- サメ
- アマゾン
- クラゲ・プランクトン
- 絶滅生物
- 怪鳥
- 昆虫
- 珍獣
- 両生類・爬虫類
- 怪魚
- 猛獣
- 生きた化石

我が子が1年生の時から高学年の今までずっとお気に入りのシリーズ。
見開きの半分が文字、半分が4コマ漫画で解説されていて、読みやすいボリューム。
字を読むのが苦手な子は漫画から読書に入ることが出来て気軽に読めますよ♪
このゆるゆる図鑑に似た、生物が好きな子におすすめの本はこちらの記事で紹介しています。
学習まんが日本の伝記SENGOKU 集英社
日本の戦国時代の人物に焦点をあてたシリーズ。
教科書には書かれない、戦国時代の武将や姫の人生が描かれています。
人生を追いながら、主人公の気持ちに触れることができるので、1年生でも物語として読みやすい歴史漫画です。
歴史に興味のある1年生にはおすすめの歴史漫画。
ソフトカバーで一軽く、1年生でも手に取りやすいサイズ感。歴史漫画にありがちな重厚感や威圧感はありません。すべてにフリガナがついています。
武将だけではなく、姫に焦点をあてた巻もあるので、好みや興味に合わせて選んでくださいね。


我が子は歴史に興味があり、1年生の時から読んでいます。
内容が分かっていたかは別として…下の子は幼稚園の時から読んでいました。
全て細かいところまで理解できなくても、お話として楽しめていたようです。
歴史漫画タイムワープシリーズ 朝日新聞出版
現代を生きる子どもたちがひょんなことから、昔にタイムワープして始まる物語。
時には、隋と国交を結ぶために渡航する小野妹子の時代に。
時には、戦国合戦の真っただ中に。
実際の歴史が動く場面を目の当たりにして、その渦に飲み込まれていく子どもたち。
子どもたちが歴史上の人物に現状を解説してもらいながら、
生き抜いていくストーリー仕立ての歴史漫画。
歴史漫画ですが、普通の歴史漫画と違うのは、現代を生きる普通の小学生がタイムワープしてその時代に飛び込んでしまうところ。
舞台は歴史上で重要な局面ですが、それが分からなくてもタイムワープした小学生の冒険物語として楽しめます。
ここで読んだ漫画がのちのちの歴史学習に生きてくることにもなりますよ。


我が子は1年生の時から読んでいました。普通の漫画と違いはなく、物語を楽しんでいました。登場人物が聖徳太子だったり徳川家康だったりする冒険漫画、という捉え方だったと思います♪
10歳までに読みたい世界名作シリーズ Gakken
「タイトルは聞いたことがあるぞ!?」という方も多いであろう、世界の名作たち。
長い間、読みつがれてきたということは、それだけたくさんの人々が、「これはおもしろい!」と太鼓判を押した証拠です。
時代も場所も違うお話を読むのはちょっと大変、と感じる現代の子どもたちが「読んでみたい」と思うような工夫がされているシリーズです。
個人的に海外の児童書が大好きなので、ワクワクするタイトルばかり。
原作を子どもにも読みやすいようにコンパクトにしています。
イラストもふんだんにあり、子どものイメージを助けてくれる作りになっています。

1年生にもおすすめの物語を紹介します。
赤毛のアン
孤児院で育ったアンが、マシュウとマリラというきょうだいに引き取られ、家庭の愛情に囲まれながら、親友や学友と出会い成長していく物語です。
アンの豊かな感情や言葉の表現に、読むと世界が広がる感覚になります。
アンの喜びや悲しみ、葛藤に共感しながら夢中で読める物語です。
大きくなったら、原作の「赤毛のアン」シリーズを読もうというきっかけにもなりそうです。
ドリトル先生大航海記
動物の言葉を話せる動物のお医者さんのドリトル先生。
そんなドリトル先生の元に遠く離れたところに住む動物からのSOSが。
困っている動物を助けるべく、自分の飼っている動物たちと旅に出たドリトル先生をたくさんの困難が待ち受けます。優しいドリトル先生の冒険の行方は!?
動物が好きな子には、夢のようなお話です。
大好きな動物たちとワクワクドキドキする冒険の旅が楽しめること間違いなしです♪
宝島
ひょんなことから、宝のうまった島の地図を手に入れた少年・ジムは、船乗りたちと宝探しの航海に出発します。初めての航海に、海賊との対決…。ジムは無事に宝を手に入れて帰ることができるのか?
勇気と夢のつまった、心おどる冒険物語です。
広い大海原をヒスパニオーラ号に乗って航海する様子は想像しただけでワクワクします。
原作はもっと複雑な思惑が交差しますが、そこは子どもに読みやすく工夫されています。
これを読んだ子どもたちが中学生くらいになって原作を楽しんでくれたら嬉しいですね♪
オズの魔法使い
突然のたつまきで、家ごと飛ばされてしまったドロシーと犬のトト。着いたのは、偉大な魔法使いの住む、「オズ」の国でした。ドロシーは家に帰るという願いを叶えてもらうため、「オズ」に会いに行くことに。
同じく「オズ」に会いたい理由を持つ仲間たちと共に不思議な旅が始まります。
現実からいきなりファンタジーの世界に落とされる感覚にワクワクする子も多いと思います。
ドロシーたちの旅を通して自分以外の人に想いを寄せることの大切さにも気が付く素敵なお話です。
おわりに

読書を好きになるには、たくさんの本に触れることが大事。
たくさんの本を読むことで自分のお気に入りが見つかるのですが、それが出来たら苦労しないよ~というのが本音です。
そこに一役かってくれるのが、小学校の朝読書タイム。この時間で少しでも「本って面白いかも」と思える経験が出来たらいいですよね。
絵本でも漫画でも本に親しみが持つことが出来れば、本とのつながりが生まれます。
本が好きな子はもっと好きに、本が苦手な子は本と仲良くなれますように。
分野ごとのおすすめ本も紹介しています。
お子さんの興味に合わせてご覧くださいね。
